再生美容のメリットについて
「再生美容」を用いたたるみ治療では、糸などの人工物や
薬品などの刺激物は一切使用せず、レーザーによって
熱を与えることもありません。
自身の身体から抽出した細胞が本来もつ自然な回復力を
促す方法であるため、仕上がりも違和感がなく自然になります。
治療自体は注射による注入のみで、切ったり熱を加えたりすることがないため
美容整形やレーザーのように失敗するリスクはほとんどありません。
また、数か月かけてゆっくりと肌を再生していくため
顔のたるみが改善された後でも長くその効果が続いてゆきます。
改善までに時間はかかりますが、確実に効果はみえてきます。
また、顔のたるみ以外にも、肌のきめが細かくなる、
肌のトーンが明るくなる、潤うなど総合的な効果が期待できます。
採取した細胞は冷凍保存することができるため、たるみ治療以外にも
気になる症状や箇所があれば、自分のすきなタイミングで注入してもらうことが出来ます。
数十年と長いスパンでみた治療ができるため、安心感があります。
また、細胞の採取には年齢制限がないため、何歳になっても
チャレンジすることが出来ます。
肌の老化現象は、細胞の質ではなく数の減少によって
引き起こされるため、年齢による効果の差はあまりありません。
再生美容のデメリットについて
顔のたるみを改善するには、肌の3大栄養素であるコラーゲン、
ヒアルロン酸、エラスチンを増やし、ハリや弾力などの機能を
改善する必要があります。
肌本来の機能を利用した治療方法であるため、たるみ治療の効果を
実感するまでには3ヶ月ほどの時間がかかります。
レーザーや美容整形のように即効性がないため、
失敗したと感じることがあるかもしれません。
また、細胞の移植には注射器を用いるため、
2-3日程度のダウンタイムがあります。
日常生活に支障が出るほどではなく、化粧で隠れる程度では
ありますが、赤みや内出血、むくみなどが多少生じます。
自己細胞注入はあくまでも「治療」であるため、半年に1度の定期健診が必要です。
一般的に治療の効果は2-3年であるといわれているため、
維持するためにはあらかじめ冷凍保存しておいた細胞を
数年おきに再注入する必要があります。
さらに、この治療は保険適用外ですのですべて自費負担となります。
検査料や細胞の抽出や注入はもちろんのこと、細胞の保存にも費用がかかります。
細胞は非常にデリケートであり、24時間稼働の無菌室で
慎重に保管されております。決して安価な治療法ではありません。